Suruga Institute 一般財団法人 企業経営研究所

「外国人・研修研究等助成事業」と
「国際交流功労賞」の授与式・表彰式を開催(2005年度)
 当研究所は、国際交流の功労者に対する顕彰事業及び外国人研修生等に対する助成事業について、弊所の選考委員会の審査を経て2005年度の各対象者を決定いたしました。
  2006年1月25日(水)、国際交流功労賞受賞者(2団体)、外国人研修生等助成金交付対象者(2名)に対し、弊所所長 矢作恒雄より表彰状並びに認定書が授与されました。
  なお、弊所では、次年度以降も引き続き本事業を実施してまいります。
外国人・研修研究等助成事業 助成金交付 対象者 2名
  この助成金の対象者は、静岡県内の小学校、中学校、高等学校等で教育指導に当たっている外国人講師の方です。
  対象となる活動は、①日本や日本人、静岡県を知るための研修や研究活動、または、②子供や地域住民との交流を目的とする非営利の活動です。
  選考においては、どのような問題意識を持っているのか、また、研修内容が日本の子供たちにどういう影響をもたらすのか、今後とも静岡県や日本の良き紹介者、理解者となる意思があるのかなどに重点を置いて検討しました。
  その結果、研修研究の内容が特に優れ、意欲も旺盛な2名の方に対して、助成金の交付を決定しました。
氏 名
Samuel Thomas Lederer (川根町教育委員会)
研修・研究テーマ
Ukiyo-e Exhibition : Shizuoka Prefecture
活動内容・要旨
・浮世絵に描かれている静岡県について調査。また、浮世絵の展示会を開く。
・生徒に文化等について英語で説明させる機会を設ける。
・東海道広重美術館にて静岡の歴史等について調査(学芸員にインタビュー)し、
 浮世絵の資料収集を行う。
・京都、東京で浮世絵の美術館を巡り、同様の調査を行う
氏 名
Gabriel Lee Rodriguez (静岡県立静岡南高等学校)
研修・研究テーマ
Teaching students how to participate in the world community through volunteering and civic service
活動内容・要旨
・自然災害で被災した国へ食料や衣料品を送り自然災害について学習する機会を持つ
・ボランティアを通じて、国際参加することの意義を教える
・他の学校のALTと協力し特別授業を行う
・静岡の中学・高校を訪問し食料や衣料品を集め自然災害について考える授業を行う
・自然災害にあった国へ実際に物資を送る
国際交流功労顕彰事業 国際交流功労賞 対象者 2団体
  国際交流功労賞は、社会に有用な活動や事業を通じて、国際交流活動に貢献し、その功績が顕著で、地域社会の模範となる、静岡県との関わりを持つ個人、法人、団体を対象に贈られるものです。
  選考においては、活動の有益性や継続性、受益者の数など総合的に検討した結果、2団体の方への授与を決定しました。
団体名
富士にほんごの会 (富士市)
活動内容
・1996年設立
・在日外国人に対する日本語教育をボランティアで実施
・日本人のボランティアの講師の育成にもあたるなど、継続的活動を実施
・在日外国人との情報交換や相互理解のため、国際交流イベントにも参加
団体名
外国人のための無料健康相談と検診会 実行委員会(静岡市)
活動内容
・1998年設立
・在日外国人を対象とした無料の健康相談と医療検診を1998年から開始し、2005年までに計8回開催
・検診会の結果報告書作成や討論会等により、在日外国人の医療・健康の現状についての情報発信も進めている
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